寝心地向上委員会
【その26】
枕の洗い方
清潔な枕で気持ちいい睡眠を!
先日、枕の取り換え時期についてお話をさせて頂いた後に
お客様から枕のメンテナンスについてお問い合わせがありましたので、
今回は「枕の洗い方」についてお話させていただきます。
参照:【その22】1~2年に1回は枕の交換を!!
洗える枕と洗えない枕こと
枕にも素材によって洗えるタイプと洗えないタイプがあります。
洗える素材でも洗える物や洗えない物がありますので
詳しくは洗濯表示で確認してください。
洗える枕
●ポリエステル綿
●パイプ素材
洗えない枕
●低反発や高反発などのウレタン素材を使った枕
●羽根枕
●そば殻や小豆など天然素材を使った枕
洗える枕の素材別洗い方
洗える枕でも素材によって洗い方が違います。
素材別の洗い方についてご説明します。
●ポリエステル 綿
通常よく使う43×63cmまでならご家庭の洗濯機で洗えます。
(枕によっては手洗いを推奨しているものもあります)
1.枕カバーをはずす。ファスナーがあれば閉じているか確認
2.洗濯ネットに入れる
3.中性洗剤、手洗いモード、弱モードで枕一つで優しく洗う
4.脱水時、片寄らないようにする(乾燥機の使用不可)
5.中身の片寄りを均一にしてから天日に干す
●パイプ枕
こちらは洗濯機で洗えませんので、
中身のパイプだけ出して手洗いしていただくようになります。
1.大きめの洗面器などに、中身のパイプを出す
2.中性洗剤を使ってぬるま湯で手洗い。
3.すすぎが終わったら、バスタオルなどで水分をよく取る
4.新聞紙などの上に広げて天日に干す
5.乾ききったら、こぼれやすいので厚紙などをジョウロ状にして枕の側に戻す。この時、気を付けて入れてください
中綿の量やポリエステル綿の種類によって、乾く時間は前後しますが
完全に綿、ポリエステル綿、パイプが乾くまで数日間干す必要がある場合もあります。
しっかり乾かさないと、カビが生える原因にもなりますので
時間をかけて乾かしてください。枕専用のハンガーなどがあれば便利です。
枕もいろいろな種類がありますので、洗えるかどうかわからない場合は
ご購入いただいたお店などにお問い合わせください。
枕の中身は思っている以上に汚れていることがあります。
清潔にして気持ちよくお休みください。