寝心地向上委員会
【その35】
掛布団のループと掛カバーのヒモ
知っているようで知らない掛布団のループと掛カバーのヒモ
今回はもう大分浸透してきたのですが、まだ知らない方もいらっしゃるので
掛布団についているループと掛カバーについているヒモについて話をします。
掛布団の購入時に、側生地の端っこに輪っかが付いているものがあります。
布団よって4スミにあったり、襟元、足元の真ん中あたりや、両サイドの真ん中あたりについているもの
・4カ所タイプ ・6カ所タイプ ・8カ所タイプなどがあります。
羽毛布団は8カ所ついているものがほとんどですが、昔からある綿わたの布団にはついていないものがあります。
これは何のためにあるのかというと、寝ているうちに掛布団が真ん中の方によってきて、
掛カバーの中で丸まってしまうことが無いように掛カバーについているヒモと結び付けて、
掛布団と掛カバーがずれにくいようにするものです。掛布団とカバーがずれて寝にくいことはありませんか。
掛カバーも今は8カ所ヒモが付いているものが多いのですが
たまに4カ所しかついていないものもありますので、
出来れば羽毛布団をお使いの方は、8カ所ヒモ付きの物をご購入ください。
カバーを替えるたびに8カ所もひもを結ぶのはめんどくさいので、
最近はひもの部分にボタンホックが付いていて、
ワンタッチで掛布団のループ部分に付けれるカバーも出てきています。
これなら子供さんにカバー掛を手伝ってもらえますよね。
後、敷布団や敷カバーにはループやヒモは付いていません。
ちなみに多分業界の人しか知らない用語ですが、
布団についてるループの事を「チー(輪)」と言います。
しっかりと掛布団と掛カバーをズレない様にセットして、気持ちよくお休みください。